理想と現実の狭間には死への近道が存在する

「生きるということは死ぬということ
 人は生まれた時から死に始めている」

その言葉を初めて聞いた時
私は嬉しかった
頭おかしいかもしれないけど
死に始めているってことに安心した

私は完全に生まれてくるタイミングを間違えた
それはきっと両親もわかっているだろう

しかし今日ほどあからさまにそんなようなことを言われたのは初めてだ
やっぱりねっといった感じだけど

悔しいけど私はそれを聞けば涙が出る
悲しいのか悔しいのか きっと両方だろう

生まれてきた意味が改めてわからなくなった
どうしてこの世に生まれ落ちてしまったのか
しかも不幸にも人間として生まれてしまった

こんな心境になった時
やはり誰かに話したくなる
きっと慰めて欲しいんだ

でも、そんなこと言える人が一人もいないんだなあ
寂しい人間なのだと実感した
彼氏が居た時はよく彼氏に喋っていたけど
彼は全く理解していなかったのだろうなあ
当時はよく話を聞くふりをしていたけど
裏ではなんと言っていたのだろう
そんなに信頼して心の内を打ち明けていた人にも
散々裏切られて
そんなことをされるのは私にも少なからず問題があるのでしょう
きっとこの先何でも打ち明けられる人なんてものは現れないだろうし
私が作ろうとしないだろう
裏切られることはわかりきっているのだから
人を信じるとか信頼するとかいうのは
絶対のものではないし 100%のものじゃない
そんなことはわかっているけど
私は80%の信頼とかそんなもの欲しくないんだよ
100%じゃないなら要らないし欲しくない

やっぱり人間は独りなんじゃないのかな

こんなことをリア充が聞いたら
「えー!?なんかかわいそう><」
とか言い出すのかなあ。
今日の会社説明会リア充ばっかで吐きそうだった
リア充ほど非現実的で気色の悪いものはない
表面上そう見えるだけかもしれないが