心の隙間にマンガつめこんで

恋人に裏切られ、恋人と別れる。
大切な人が病気で、近いうち亡くなる。
そんな過酷な状況で、私の心は変な具合に曲がって捻れて亀裂が走って、ありとあらゆるところに隙間ができている。
今そんな感じ。
その隙間にマンガをつめこんで、じんわり傷みが和らぐのを待っている。
最近はもっぱら渡辺ペコさんのマンガ。

にこたま(5) <完> (モーニング KC)

にこたま(5) <完> (モーニング KC)

にこたまは前から読んでて好きだったのでその他にも購入。
東京膜 (クイーンズコミックス)

東京膜 (クイーンズコミックス)

ペコセトラ (Feelコミックス)

ペコセトラ (Feelコミックス)

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

ラウンダバウト 1 (クイーンズコミックス)

ペコさんのマンガは登場人物みんな憎めない。
みんなそれぞれ生きているんだなってわかる。
現実世界もそうなのかもしれないんだけど、そこまで考えをめぐらすことができないから、理解し合えないのかな。
「どうしてこうなっちゃったんだろう」っていう答えの出ない問が頭の中でグルグル回り続けてるとき、マンガを読むとその間マンガでいっぱいになるから気が楽。