嗚呼つまらない。日々忙しくしなければ、そこから生まれる充実感も、たまにくる休みの有り難みも何にもわかりゃしない。そんな私は馬鹿ですね。私には心底嫌いな人がいる。どうしようもないくらい嫌いで消えて欲しいとさえ思う。過去の苦い思い出が関連しているのは言うまでもないが、とにかく嫌い。あの人が好きなものは嫌いだ。人生の憂いをブチマケルような青春讃歌も人とは異なる個性を主張する映画も漫画も全部嫌い。国分寺だって大嫌いだ。ただ自分でも気付いてしまった。私はあの人に憧れている。あの人の個性が欲しい。大っ嫌いだけど。